大移動!

ラパスを離れてからは、一つの街でゆっくりすることもなく、一気に南下した。

◎27日
ラパスお別れの時。
約1ヶ月いたintiwasiともさようなら。
音楽隊が夜中うるさかったことも、欧米人のキッチンの使い方が汚かったことも、アルゼンチン人のちょっと変な女の子がポップコーンくれたことも、シャワーの水が毎回冷たすぎたことも、妊娠してるレセプションのおばちゃん?がたまに怖かったことも、子供達が暴力的だったことも、前髪切ったことも、今思えば本当にいい思い出。
居心地がよすぎた。
そして、長く居すぎて沢山の旅人たちを見送った。
ここで出会えた人たちは本当にかけがえのない大切な旅仲間!
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(後ろは妊娠奥さんの旦那さん)
バス停まで森さんが送ってくれた。
別れるまでは、ほんまにそろそろ別れたいと思ってたし、結構ケンカ?意見の相違?あったし、最低やけど離れられてよっしゃ!って思ってた。(ごめんなさい)
前の日に書いた手紙だけ渡して、そろそろバス乗ろうとした瞬間。
『はい、お土産』って、頭になんか乗せられた。
何かと思ったら、多分うちが山で帽子破れたから新しいニット帽とお気に入りの干しぶどうやった。
いっつも雑な扱い受けてたから、そんなサプライズをする森さんにビックリしたのと、これでほんまにお別れやってゆう実感が一気に込み上げてきて、涙が止まらんかった。
流石に、1ヶ月半嫌でも毎日顔合わせてた人と別れるのってやっぱりめっちゃ寂しい。
色んな苦悩を乗り越えてきたし。
泣くつもり全くなかったのに。
バスの中からだんだん小さくなっていくイリマニを見つめながら秦基博を聞き、しんみりして、すぐ寝た。
お互い怪我なく無事に旅が進められますように。
あと1年ちょい、、、羨ましい、、、
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◎28日
朝6時にウユニに着いた。
全く下調べしてなかったからかなり歩き回った。
無事に宿見つけて、ゴロゴロ。
朝ご飯食べて、色々調べて、とりあえずツアー会社へ。
ツアーも色々種類があって日帰りのものから2泊でチリのアタカマ砂漠まで抜けるものまで。
乾季だから水の張った塩湖も見れんしな〜とか色々考えた結果、ウユニで長居するつもりもなかったし、日帰りツアーに参加することにした。
しかも明日ウユニ塩湖に行こうと思って行ったら、今からでも参加できるよって。即決。そうすることにした。
そして、次の日の早朝4時チリのカラマに向かうことにした。
ツアーは私を含め日本人5人、グアテマラカップル2人だった。
私以外の日本人4人は短期旅行でウユニだけを目的に来ているようだった。
ツアーは、列車の墓場?を訪れたり、
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ダカールのとこを訪れたり、
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インカワシを訪れたり、
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乾季の塩湖で写真撮って遊んだり、
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夕日をみたり、 
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なんやかんや楽しかった!
でも、数年前まではウユニ塩湖いきたくて仕方なかったのに、あまりに興味がなくなってた自分にビックリ。
山登ってたら、このただ与えられる感のツアーが全然物足りんくなってくるんかなあ。
よくわからんけど、そんな自分に少し嫌気がさしたツアーでした。
塩湖自体はすごくよかった!世界は広いな、と感じた。
夜8時くらいにツアー会社に戻ったら奇跡的に育江さんに出会えた!
やったー!育江さん、会いたかった!
タダシも新しい服作ってもらえたみたいで、元気そうらしかった。
また、この先どこかで会えますように!
ご飯食べてシャワー浴びてすぐ就寝。明日は3時起き。忙しい。

◎29日
朝3時起床。3時20分宿を出発。4時のバスに乗った。
外は星が綺麗だった。でも、すぐに爆睡。
7時半くらいにボリビアのイミグレに着いた。
8時半からだから、かなり暇だった。
ボリビアのイミグレはすごく簡易的だった。
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8時半に開始し、次はチリのイミグレ。
こっちはまだキレイ。
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で、ここですごくショックなことがあった。
荷物検査で動植物?持って入ったらダメやからって、大事な大事な梅干しと干しぶどうを捨てるかここで食べなさい、って。
仕方ないから全部食べた。あぁ、大事に食べようと思ってたのに…
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けど、実際の荷物検査は結構適当で多分誤魔化せた…ショックすぎる(T_T)
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ボリビア、チリ間のイミグレで合計3時間以上かかった気がする。あー疲れた!
そして、ボリビア時間15時(チリ時間16時、ってことに後で気付く)、チリのカラマに着いた。
朝からご飯的なものは何も食べてなかったからおなかぺっこぺこ!
ターミナルでサンチアゴ行きのバスチケット売ってたから、買おうと思ったけどチリペソまだ持ってなかった。
おじさんが『バス16時だから』って。わかった!すぐおろしてくる!って飛び出た。
でも、銀行日曜やからどっこも開いてない。
ATMでおろそうとしたけどおろせない。何で?(後から気付いたけど入力した単位がおかしくて額がオーバーしてた。笑)
両替屋も全然みつからん。
もうすぐ16時なるのに〜!
適当にお店に入って『cambio?』って聞いたら『si!』よかった。
何やこの何もないカラマって街は!とか思ってないけど、本当に小さい町やった。
急いでターミナル戻ったら、バスはもう行ったよって。え?
バス会社の時計見たら17時前。え?
あ、そうか、チリは時差が変わってるんか!
ということで、21:30のバスチケットを買って再び町へ。ご飯食べよ。
WiFi入るお店で4時間くらいぼけっとして、バスに乗った。
こっからまた長い。24時間ほどバスに揺られます。

◎30日
バスは朝にビスケットとお昼過ぎにご飯ちょっとでめっちゃお腹すいた。
ここ何日間か普通の生活できてないよ〜
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映画4、5本流れてたけど音楽聴きながらずっと外見てた。
チリはペルー、ボリビアとは雰囲気が違う。
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緑が増えて、風力発電まである。
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緑を見たら1人になってすごく寂しかったけど、ちょっと元気が出てきた。
遠くを見たらアンデス山脈も見えた。
そして、夜21時頃やっとサンティアゴに着いた。
本当に本当に長かった。
サンティアゴはすごく都会だった。
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メトロに乗って目的の宿に向かった。
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宿までは思ったより簡単に行けた。
着くとオーナーのスコットがケーキを出してくれた。
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でも、セクハラで有名なスコット。
確かにセクハラっぽい、、明日には宿を出よう。
3、4日で1500キロくらい移動したんだろうか。長かった。