San Carlos de Bariloche〜trekkingその一:refgio Frey to refgio Jacob〜

目覚めはすごくよかった。
今から4人のトレッキングが始まると思うと自然と顔がにやけてる。
あー、わっくわくするわあ!
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ルートはスキー場のあるcerro Catedralの麓からrefgio Freyを通ってrefgio Jacobへ、そこで一泊。(refgio=山小屋)
そして、次の日にlaguna Negraへ、そこで一泊。
ただ、JacobからNegraにかけてが10キロで10時間、ちょっとハードってことなんかな。まだ春〜初夏の季節なので残雪が沢山あれば道具がないと通れないということだった。
とりあえず、行けるとこまで行ってそこで考えることになった。

天気は上々で、すごく気持ちのいい朝だった。
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トレッキングのルートは最初Catedralの麓をトラバースする感じでかなり穏やかだった。
日本では見たことのない植物がいっぱい。
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ひかる君の小さい頃の夢は植物とか虫の博士やったらしい。博士に無駄に色々聞いた。笑
木が炭になって沢山倒れていた。
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きっと昔山火事があったんだろう。
そうやって、森は何回も生まれ変わってるんかなあ。山も生きている。
山火事のハゲ山を越えると深い森が広がっていた。
途中岩と木でできた避難小屋があった。
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こんな小屋作ってみたい!
みんなで木のカケラ拾って自分のお土産。可愛い木。
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少し登りが続いて空が開けたと思ったら、岩山が目の前に広がっていた!
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かっこいいー!
少し進むとrefgio Freyに着いた。
(山小屋に着く直前に英語訛りの青森出身、小学3年生からワシントンに住んでる男の子に会った。ひたすら『いーね!』って言ってた。また会いたかったけど、会えずでした。)
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ここすごい!岩がほんまにカッコよすぎて、あんなん登れたらいいな〜って。
ディズニーランドにありそうな岩ばっか!
ここまででちょうどお昼くらいになったので、お昼ご飯食べた。
出発するくらいには山に雲がかかり、少し雨が降っていた。
ひかる君の靴が登山用ではないため、足が痛い、という。
でも、次の行程を考えるとさすがにここで止まるわけにはいかないので、ひかる君には頑張ってもらうことにした。(ちなみに初登山らしい)
ここからrefgio Jacobまでは6時間…まだまだ長い!大丈夫かな?

この先は今思うとなかなかハードだった。
登山経験者かつ登山靴ならまだしも、初登山で普通の運動靴?でよく付いてきたなあ〜って思う。
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まず、雪道、そして、岩、そして雪道。
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途中流氷?の浮いている湖があった。こっから滑って飛び込んだら面白そう!
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そこを上がったところ、岩がめっちゃかっこいい!
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反対側に出るとすごい展望!わあー!
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本当に空飛べそうな絶景!世界って広い。
川がぐにゃぐにゃ曲がってて、緑と森林限界と雪と岩と…全部が一気に視界に入ってきた。幸せ。
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とりあえず、目的の山小屋は遠くに見える山の向こう側。天気も良くないし先を急がないと!
でも、こっからの下りがなかなかやばかった。
砂利やしたまに岩があって邪魔やし急やし…そして長い!
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玉のように転げ落ちながら、たまにこけそうになりながら、降りた。
やっと下るとまた深い森が広がってた。
南極ブナ?の森が、扇ノ山を連想させた。
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平地が終わるとまた登り。しかも雨が強くなってきた。
高度が上がるとアラレが降ってきた。
そして、また雪道が出てきた。
何とか雪道を上がると雪まで降ってきた。
あきちゃんと私は交代で雪道に階段を作りながら上がったから、体はポカポカしてたし、たかし君は終始余裕で写真撮ってるし、ひかる君は疲労と寒さで笑顔が消えてるし、客観的に見たら面白い光景やったんやろうな。
とりあえず尾根まで上がったら目的のrefgio Jacobが見えた!よかったー!
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あとはまた大下り。二回もこんな山越えなあかんなんて知らんかったわ。
雨で服もカバンもべちゃべちゃやし靴も濡れてるし状態はよろしくなかったけど、かなり歩きごたえのある山でうちは楽しすぎた。
ずっと喋ってた気がする。
そして、やっと山小屋に着いた。
山小屋のエルナンドが双眼鏡で私達が来るのを見てて、お湯を沸かして待っていてくれた。
山小屋は貸切、なんて贅沢!
着いたのは20時頃だったから、今日は休憩含め12時間も動き回ってたんやね。よく頑張った。
何より、ひかる君よく付いてきたわ!きっと辛い1日やったんやろな…お疲れ様!
すぐに暖炉で濡れたものを干して、大量のパスタを食べゆっくり話をして寝た。
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4人並んで合宿みたいだった。爆睡。

朝、蠕動運動と共に起床。
早朝あきちゃんがトイレ行った時に雪降ってるって言ってたけど、外に出るとほんまにうっすら雪積もってた。
雪の感じが大屋のお正月みたいな雰囲気やった。
こっちは春やというのにまだこんな寒いのね。
スッキリして散歩して戻ったら皆んな起きてた。
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朝ごはん食べて、近くを散歩した。
新緑と雪のコラボなんて日本やったらそうそう見れんから新鮮で、めっちゃキレイやった。
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その辺の岩登ってクライミングごっこしたり(これかなり楽しかった)、マーブルの石を探してまた自分のお土産にしたり、おやつ食べたり、満喫して下山。
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エルナンドもありがとうー!
こっからもなかなか長くて、トレイルヘッドまで18キロ、その後ホステルがある街まで5キロ。長い!
先頭の小谷夫妻は走ってるんちゃうかと思うくらい高速で、ひかる君と私は必死についていった。
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景色は南極ブナの森から、ササの森、低木の森、色々変化があって本当に飽きさせない。
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これは菌類の一種?でシャオシャオっていう。匂いはちょっと杏みたい。
触るとプニプニしてて気持ちい。けど、大量にあると気持ち悪い。
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花も川も綺麗すぎる。
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途中でサイごっこした。
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何とかトレイルヘッドまで辿り着いた時にはもう18時を回っていた。
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そこからまた1時間半ほど歩いた。
みんなから充実感と達成感が漂っていた。(と信じてるけど、どうやろ?)

それでも、やっと宿に着いたときはへっとへと。
バリローチェに帰る案も出ていたけど、ひかる君以外の3人は次の日もトレッキングすることになったのでバリローチェまでは帰らず下山した町の近くに泊まることにした。
荷物をおろしすぐにご飯へ!
もう9時とか10時とかやのにお店は満員。
(こっちは日の入りが遅いからみんなご飯も遅いらしい)
チーズたっぷりのピザをたらふく食べ、満足したところで宿に戻った。
チーズが大好きなひかる君はチーズを食べて酔っ払っていた。
シャワーを浴びたが、山でテントの予定だったので宿に泊まる準備を何もしてきていない。
備え付けの固形石鹸で全身洗い(髪の毛バッシバシ)、着ていた服をまた着た。くさ。
しかも、大事なトレッキング用のズボンのお尻が破れてた!明日もこれで登らなきゃ。通気性抜群やし、まいっか。
もう12時を回っていたが、次の日のトレッキングの計画を練った。(たかし君とあきちゃんが。ありがとう!)
ひかる君は多分相当疲れていたようで、先に寝ていた。
明日はアバンダンドルートらしいので、ちょっと気合い入れていくぞ!ガンバ!
2時過ぎに就寝。

San Carlos de Bariloche〜再会編〜

こんなにも早い1週間は生まれて初めてかもしれない。
今回の旅の目的の1つがバリローチェにあった。
何度思い出しても最高の宝物だ。
大切に、大切に心にしまっておこう。
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↑移動中のバスからの景色

12/11無事にSan Carlos de Barilocheに着いた。
ここでの目的はトレッキング。そして、小谷夫妻に会うこと。
2014.10.19世界へ旅立つ2人を大屋でお見送りして、帰りの車で泣いた。あれから、もう1年2ヶ月か~
振り返ると早かったけど、お見送りしたときはいつ会えるかわからんかったし、ほんまに寂しかった。
あきちゃんは私が日本出る前一回会えてたけど、それでも2人揃って会うのは久しぶりやったからほんまに楽しみすぎて、会うのを決めた時からずっと興奮してた気がする。
南米インしたのもほぼ一緒やったからいつでも会えたけど、ついに!と思うと、どんな感じで接してたっけ?とか、話すことが溜まりすぎて何から話そうかな?とかバスの中で色々ワクワクしてた。
バリローチェ着いてから街のバスもなんとか乗れて(優しいおばさんのおかげで)、宿に着いた。
2人が3人部屋予約してくれてた。部屋に入ると誰もいない。
ベッドを見るとあきちゃんの字で書き置きがしてあった。
『夕方には帰ります!』って。
わー、ついにこんな近くまで近づいたんや!何時間か前にはここに2人もいたんや。
着いたのはお昼過ぎやったからまだ時間あるし、早く日が暮れんかなって本気で思った。
そいえば、ラパスでもウユニでも会えそうやったけど、結局ここまで延期になったんやった。もー、ここまで来てもじらすんやから~(>_<)
宿いてもすることもないし、街に出てみることにした。
バスでここに来る途中ずっとキレイな景色が目の前に広がっていた。
バリローチェは南米のスイスと言われているだけあって確かに本当に今までの南米らしさはあまりなかった気がする。本当にキレイ。
散歩に出たくらいには少し雲が出ていて強風も吹いていた。寒い。
街は木で出来た建物が多かった。
そして、そこらじゅうからチョコレートの甘い匂いが漂ってくる。バリローチェはチョコレートが有名らしい。
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一緒に山に行こうっていうことだったので、観光案内所で山の情報と街の情報を集めて、チョコレート屋さんいくつか見て、湖の近くまで行って、うろうろして宿に戻った。
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そしてどこの山に行こうか考えた。どこに行っても楽しいやろな。
ある程度考えがまとまったとこで眠かったから寝た。
『(コンコンコン)Hola! Senorita!』
夢の向こうでドアのノックが聞こえた。
どんなんやったか忘れたけど金縛りに合う怖い夢見てたし、部屋間違えとんちゃうかと思ってほってまた寝た。
しばらくしたらドアが開いた。『わー!まほちゃんおったー!』
寝ぼけてたけど、一気に目が覚めた。『わー!笑 やっと会えた!』
会う前は嬉しすぎて泣くかもって思ってたけど、めっちゃ笑った。笑
めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ嬉しいー!
色々話した。再会してからほんまにずーっと話してた気がする。
とりあえずトレッキングのプランを決めた。
考えてたコースは一緒のコースだった!さすが!
天気を見て出発は明後日にした。
ご飯食べて部屋に戻って再会を祝して盃を交わした。
積もる話は尽きることなく、気づいたら4時を回っていた。全然時間が足りない。

そういえば、Santiagoで出会った高倉光君がちょうどバリローチェに来るということで、会えたらいいなって言ってたら、夜道の真ん中で再会した!偶然!
トレッキング誘ったら興味があるということで明日会うことになった。

次の日、この日は山の準備の日。
午前中にひかる君が私たちの宿に移ってきた。
小谷夫妻ともすごく自然に馴染んで、すぐに仲良くなった。よかった。
私もひかる君に会うの久しぶりやし日数でいうと2日目やけど、何か全くそう感じさせんかった。
また会いたいなって思ってた人やから再会できてよかった!
そして、トレッキングは4人で行くことになった。
午後からは足りないものをみんなで街に買いに行った。
日本でも一緒に買い物したことなんかないのに、バリローチェでショッピングするなんて!
アウトドアショップだらけでめっちゃ楽しかった。
一応予定では2泊、長ければ3泊の縦走。
帰りにスーパーで食料買ったけどすんごい量になった。
この日は宿に戻って早めに寝た。
遠足前の小学生みたいな気持ちで興奮しすぎて寝れんかと思ったけど、一瞬で寝た。(南米来て更に健康体になった気がする…)
荷物ぐちゃぐちゃ。笑
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mendoza〜Aconcagua, Cacheuta, 毎日〜


約10日間滞在したメンドーサとも今日でお別れ。
緑が多くて本当にキレイな街でとても気に入った。
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そして、素敵なトレッキングと素敵な出会いがあった本当に大好きな街。
別れるのが寂しい…

12/5〜7までAconcagua, plaza Franciaまで行ってきた。
南米最高峰。そして、植村直己さんが登った山。
今年はエルニーニョ現象の影響でアルゼンチンでもあんまり天候が安定していないそうで、私が着いてからも山の方はいつも曇っていた。(ちなみにエルニーニョ現象ってスペイン語で"幼子イエス"って意味らしい。エクアドルからペルーの沿岸に起こる海水温の上昇現象で、クリスマスの時期に起こるからそう言うらしい。)

当日出発時めっちゃ雨降ってた。
最悪!と思いながらバス乗って、現地に着いた頃にはそれなりに晴れてた。よかった!
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その日は雲が多くてアコンカグアは全く見えなかった。
でもトレッキングはすごい気持ちがよかった。
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キャンプ場はいっぱいテントがあった。
水場もあり水洗トイレもあり、さすがアコンカグア
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アコンカグアは地盤が押し上げられてできたそうで、岩の模様がすごくキレイ。
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次の日、早朝に起きて今回の目的地、Plaza Franciaへ出発。
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こっちは日が長いからか、朝早くに行動する人はほとんどいなかった。
とりあえず、そこら中絶景すぎて終始ため息ついてた。
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すごく晴れてたけど、めっちゃ寒かった。
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カリンコリン!
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氷河もそこら中にあった。
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少しずつ大きな壁が見えてくる。
だけど、大きすぎて歩いても歩いても一向にたどり着かない。
植村さんもこの景色見てたかもしれんのかって思うとすごく感慨深かった。すごく嬉しかった。
そして、約4時間かけてやっとFranciaに着いた。
アコンカグア南壁は本当にすごかった。
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何よりも迫力がすごい。これが南米で一番高い山なんやなあ。6962m。
氷河の模様も岩の感じも全部かっこいい!
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見てたら登りたくなった。
1人やったから色んなこと考えてた。ご飯食べてゆっくりして帰った。
帰るとき、アコンカグアを振り返って見てたら涙が出てきた。
私は生きてるんやな、生まれてきてよかったな、って本気で思えた。
こんな素敵なものを見られる環境を作ってくれた人や、丈夫な体に育ててくれた親や家族、友達やみんなに感謝しないとなって改めて思った。
トレッキング自体はすっごく簡単やったけど、本当にここまで来れてよかった。
キャンプ場に戻ってゴロゴロして次の日に帰った。
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そいえば、面白い岩がいっぱいあった。早く日本帰って登りたいな〜!
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そして、帰ってGladysさんちにお邪魔させてもらった。
Gladysさんと娘さんのまりなさん、おばあちゃんご馳走を作ってくれてた。
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唐揚げもすっごく美味しかったし、おばあちゃんのエンパナーダも何個でも食べれた。
本当に幸せ!
素敵な家族に会えてよかった、って思ってたら、次の日一緒に温泉に行きませんかって誘ってくれた。
もちろん行きます!

そして、次の日メンドーサから40分くらいのCacheutaというところに行った。
温泉というよりは温水プール
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とりあえず人!人!人!
でも、日本ぶりの湯船だったから本当に気持ちよかった。
まりなさんと一緒にお風呂入りながら色んなことを話した。
国際結婚って色々難しいんやなって思った。
アルゼンチンのいいところ、悪いところ、日本のいいところ、悪いところ、色々話した。
どっちもがどっちものいいところを真似できたらいいのにな。
そして、お昼は持参したご飯とアルゼンチンでよく食べられるasadoを食べた。
まあ言ったらバーベキュー。
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すっごいボリューム!私たちは少しずつみんなで分けたけど、まりなさんはアルゼンチンに来て最初にアサード食べた時、ボリュームがすご過ぎてお腹壊したって言ってた。
想像通りの味でした。美味しかった!
温泉も豊島ファミリーと過ごせたことも本当に幸せで最高な1日になった。
Gladysさんは本当に日本人みたいで謙虚で優しいし、まりなさんは真っ直ぐで芯のある方だし、おばあちゃんは働き者だし…本当に私は運が良いな〜
運命的な出会いができたことに感謝!出会えて本当によかった。
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まほ黒すぎる。(トレッキングに日焼け止め持っていくの忘れてた。あと、サングラス帰りになくした。)

帰ったら、ラパスで一緒に山に登った田中夫婦が私が滞在してた宿にきた!
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もう、嬉しすぎて嬉しすぎて…
夜遅くまで今までの旅の経過や思い出話をした。

そして、昨日はあるものを探しに街を歩き回った。
それは、昔、民宿アコンカグアという宿に置いてった過去の登山家の記録等の資料。
Gladysさんに聞いた住所を元に、民宿アコンカグアを経営されていた増田さんの家まで行った。
その住所のベルをめっちゃドキドキしながら鳴らすと、ここは違う、と言われた。何で?
近くにいたおじさん2人に聞いてみると、もう一度その家に戻り家の人に聞いてくれた。
すると、2年前に引っ越したらしい。
大家さん?の連絡先を家の人が教えてくれて、おじさんたちが自分の携帯で電話してくれた。
うまく繋がらなかったみたいで何回も色んな所に必死で電話して聞いてくれた。
こんな通りすがりの日本人のために…
結局だいたいの住所だけわかったけど、詳しい住所はわからない、とのことだった。
とりあえずお礼を言ってそこまで行ってみることにした。
15分くらいかけて調べてくれてて、本当に良いおじさんたちだった。Muchas gracias!
遠かったけどそこまで行った。が、詳しい住所がわからないし、表札もない。
諦めようかとも思ったけど、近くのお店のおじさんに『Japonesa?Masuda?』と聞くと、あぁ、あの家だよ!って言って家まで連れて行ってくれた。
おじさん、ありがとう!
また、ドキドキしながらベルを鳴らした。何度か鳴らすと日本人のおばちゃんが出てきた。
事情を説明すると、ここには資料はない、民宿のものは今は違うお店の人に預けている、とのことだった。
でも、お店の人は昨日アコンカグアに行ったばかりだから誰もいないかもしれない、と。
住所だけ教えてもらってまたそこへ向かった。
増田さん、ありがとうございます!
そして、何とかそこの住所に辿り着いた。
またドキドキしながらベルを鳴らした。
しばらく経って女の人が出てきた。
辞書を使いながら片言のスペイン語で説明すると、詳しいことを知ってる人が今アコンカグアに行ってるからわからない、ということだった。
少なくとも日本の資料はここにはないと言われた。
ということで、私のアルゼンチンでの初めてのおつかいは失敗に終わった。
3時間以上も街を歩き回った。でも、何だかすごく清々しい気分だった。
今日出会った全ての人は本当に優しくて、どこの誰だかわからない私にとても親切に対応してくれた。
本当に運が良いというか、南米で良い人ばかりに出会っている。
そして、言葉がわからなくても何とかなるんだと思った。
今日助けてもらった恩返しをこれからしていこうと思った。
それにしても 、資料はどこにあるんやろう?

宿に帰ったら、まさかの森さんが来ていた!
4人集結!ラパス以来で本当に嬉しかった!すごく変な感じがした。
みんなバイバイ言ったのに。笑
ちょうど、夜まりなさんとご飯に行く予定だったのでみんなを誘って全員で行くことになった。
縁って本当に不思議。
途中でGladysさんも来てくれてみんなで楽しいひと時を過ごした。
帰り、もしかしたらもうまりなさんとはしばらく会えないと思うとすごく寂しかった。
本当にこの出会いに感謝。また会いにきたいな。
Gladysさんは2月頃に日本(宮崎)に来られるかもしれない。絶対に会いに行こう!

今日、素敵な出会いを与えてくれた市場にさようならの挨拶に行った。
GladysさんのいとこのNoemiさん。
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とっても優しい奥さん。本当にありがとう。
そして、もうすぐSan Carlos de Barilocheに向かうバスに乗る。
たかし君とあきちゃんに会える!楽しみすぎて今からワクワクが止まらない!

素敵な体験と出会いをくれたメンドーサ、本当に本当にありがとう!
本当に来てよかった!Muchas gracias!

mendoza

メンドーサの街は歩いてるだけで気持ちがいい。
建物より高い木が道路にトンネルを作っていてすごく涼しい。

昨日はアコンカグアのベースキャンプまで行くための入山許可証をもらいに行った。
1200ペソ。(闇両替で1ドル=14ペソだったので、約11000円)高いよ〜
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その後レンタル屋さんいったけど、テントと寝袋で1000ペソくらい。高い。
ボリビアとは全然違うな〜
とりあえず、必要なのは2日後なので明日また来ることになった。

今日は朝アウトドアショップ寄ったり街をうろうろしてた。
帰りに初日に見つけた市場に行った。
ここで買ったパンが美味しくて毎日食べてる。サクサク!
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このパン、アルゼンチンでは有名なんか知らんけど、街のどこにでも売ってるんやけど、最初に買ったその市場がこぢんまりしてて落ち着くから、毎日そこで買ってた。
ボリビアの影響なんか、コンビニみたいなとことかスーパーよりもそうゆう市場が居心地がいい。
最初寄った時も一回素通りしてワンブロック過ぎたけど、何か気になって戻ってきた。
おばちゃんも顔馴染みになった。
今日もそんな感じで、トレッキングに必要な食料を調達しに寄った。
そしたら、『はじめまして、日本人の方ですよね。私のいとこがここで働いてるんです。数日前から日本人が来てるというのは聞いてました。』って、奥さんに話しかけられた。ビックリした!
短時間やったけど色々話した。
とりあえずメンドーサは住んでる人も観光客もほとんど日本人がいないらしい。
もう一家族だけいるって言ってたかなあ?
実際私もここに来てまだ日本人を一人も見ていない。
Gladysさん(その方)は、旦那さんが日本人でずっと日本にいて(阪神大震災の時はなんと神戸にいたらしい)、9年前まで宮崎にいたけど娘さんの大学の都合でGladysさんと娘さんだけメンドーサに帰ってきたらしい。
旦那さんと他のお子さん3人は日本にいるんやって。
高倉君と別れてから日本語話してなかったから日本語話せたことにも喜びを感じたし、この日本人確率の低い街で出会えた奇跡にも喜びを感じた!
あの時気になってワンブロック引き返してなかったら、他のパン屋さんでパン買ってたら、今日の出会いはなかったんやろな〜
何だか縁って不思議。
連絡先交換して、トレッキングから帰ったらぜひ会いましょう!ってお別れした。
本当に洞窟で宝石見つけた気分!
ルンルンで宿に帰った。
会えますように!

午後からはボデガ(ワイナリー)へ。
ここ、メンドーサはアルゼンチンのワインの7割を生産しているらしい。
ワインはよくわからんけど、とりあえずせっかくなので行くことにした。
メンドーサには100以上のボデガがあるらしく、色んなツアーがあってかなり豪華なランチ付きのものからテイスティングのみのものまで。
私はお金を使いたくなかったし、メンドーサでは小さいボデガ集落?のMaipuに行くことにした。
街の中は自転車でまわれるくらい、ボデガが隣接している。らしい。(そんな近くもなかったけど)
でも、バスでマイプーまで行くのにかなり手こずった。
まず、バスはPiTaPaみたいなカードを買わないといけなくて、バス内では現金での支払いはできない。
バスターミナル行って聞けば大丈夫やろ、って思ってお姉さんに聞いたら説明が下手くそすぎて2回聞きに行ったけどイマイチよくわからんかった。
まず、ターミナル内でカード買えるところが見つからない。
結局街に戻って買いに行った。
乗るのはスムーズに乗れたけど、そこまででかなり疲れた。
マイプーに着いて自転車借りていざ出発!
めっちゃ天気良くて本当に気持ちよかった。
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誰かのブログでおすすめって書いてあったボデガへ。
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50ペソ(500円弱)で3種類のワインをテイスティングできた。
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おいしかった。けど、ワインの味は良くわかりません。笑
全部飲み終わるのにめっちゃ時間かかった。
こんだけ飲んだだけで顔真っ赤になったので、いくつか回ろうと思ってたけど帰った。笑
ワインな気分も味わえたのでメンドーサは既に満足!

ダウンタウンに戻って、昨日行ったアウトドアショップにレンタルしに行った。
悩んだけど今後のことを考えてテントは買ってしまった。2万ちょい。
1回のレンタルで1万くらいかかるなら、絶対元取れる。

今日は盛り沢山な1日だった。
明日は早起きなのでそろそろ寝よっと!
どうか、天気が崩れませんように。

santiago → mendoza

サンティアゴで宿泊した宿、タレスには私が滞在した時男の子が1人いた。
高倉君(いい苗字)。学生(21歳)で今休学中らしい。
東京の大学というから冗談で『東大?』って聞いたらほんまにそうやった。

午前中は次の移動先、メンドーサへのバスチケット買ったりスーパーで必要な物を買ったりした。
帰ってきて、メンドーサに行くからチェックアウトするとスコットに言うとすごく批判された。
メンドーサに行っても何もない、と。
アコンカグアはメンドーサに行かなくても見れる、と。
でも、こちらにはこちらの予定があるので、説教されるだけされておいた。

部屋に戻って高倉君と色々話した。
21歳には見えない落ち着き。多分私の方が精神年齢低い。笑
大学では建築を学んでいるらしい。
サークルは映画サークルらしい。撮ったり撮られたり。意外。
東大は休学するのが難しいらしいけど、何とかして休学したそう。
休学前半は日本を青春18きっぷで鹿児島から知床まで旅したらしい。
播但線も乗ったらしい。
旅の話や、大学で勉強していること、この旅で行きたいところ、色々話した。
まだ旅2日目で時差ぼけがひどいとも言っていた。
博学で色んなことを知っていて、色んなことを考えていて、話していてすごく面白かった。
自分にないものを持っている人は本当に興味深い。
そいえば先日intiwasiで出会った大学生ずっこけ3人組とは全く雰囲気が違った。
(彼らはボリビア人に騙され3人ともバックパック全部取られてた。落ち込んでなかったけど。笑。3人も純粋で可愛い大学生だった。)

その後、特にすることもないので夕ご飯食べに行きがてらサンティアゴ散策をした。
ご飯はペルー、ボリビアとはレベルが違う!
洗練されている。
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高倉君はお酒が好きだそうでビール飲んでた。ラベルが可愛い。山。
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せっかくなので、展望台?公園?まで行った。
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サンティアゴは本当に都会!さすがチリの首都。
だけど、遠くにはちゃんとアンデス山脈も見える。
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そして、公園が何ともジブリっぽい。すごいいい雰囲気のスポットだった。
そこら中でカップルがいちゃいちゃしてた。
ハイセンスボーイもいた。
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高倉君に建築物、それだけでなく物の見方を教えてもらった。
物の見方というか、高倉君がどうゆう風に建築物やデザインを見ているか。
自分とは全然角度が違った。
例えば太陽の指す方向と建物の関係。それと経済の影響。人々の暮らし方。
他には新しいものと古いもの。それを並べることにより起こる効果。
難しいけど、そんな風に考えたことなかったから『都会は興味ないな〜』って思ってたけど、すごい楽しい散策になった。
高倉君はひたすら『おもしろい。素晴らしい。』って言ってた。
なかなかいい人に会えた気がする。笑顔が素敵な純粋で真っ直ぐな人でした!
初東大生の友達やけど、東大生って意外におもしろいかもしれん。

こっちの日の入りは結構遅くて8時でもこんな明るい。
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そしてまたバスに揺られます。

夜行バス×国境越えなので少しハード。
でも、イミグレはボリビア・チリ間よりだいぶ楽だった。
チリとアルゼンチンのイミグレが隣同士だったから。
眠い目をこすりながら国境を越え、早朝5時前にメンドーサに着いた。

メンドーサはかなりキレイな街。
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とりあえず緑が多い。
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今日は街をうろうろして、ご飯だけ食べた。
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これで85ペソ。約750円?安い、美味しい!
てな感じで、南米でも国によって全然違うことを痛感した。
明日はトレッキングの情報を集めに行こう!
楽しみ!

大移動!

ラパスを離れてからは、一つの街でゆっくりすることもなく、一気に南下した。

◎27日
ラパスお別れの時。
約1ヶ月いたintiwasiともさようなら。
音楽隊が夜中うるさかったことも、欧米人のキッチンの使い方が汚かったことも、アルゼンチン人のちょっと変な女の子がポップコーンくれたことも、シャワーの水が毎回冷たすぎたことも、妊娠してるレセプションのおばちゃん?がたまに怖かったことも、子供達が暴力的だったことも、前髪切ったことも、今思えば本当にいい思い出。
居心地がよすぎた。
そして、長く居すぎて沢山の旅人たちを見送った。
ここで出会えた人たちは本当にかけがえのない大切な旅仲間!
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(後ろは妊娠奥さんの旦那さん)
バス停まで森さんが送ってくれた。
別れるまでは、ほんまにそろそろ別れたいと思ってたし、結構ケンカ?意見の相違?あったし、最低やけど離れられてよっしゃ!って思ってた。(ごめんなさい)
前の日に書いた手紙だけ渡して、そろそろバス乗ろうとした瞬間。
『はい、お土産』って、頭になんか乗せられた。
何かと思ったら、多分うちが山で帽子破れたから新しいニット帽とお気に入りの干しぶどうやった。
いっつも雑な扱い受けてたから、そんなサプライズをする森さんにビックリしたのと、これでほんまにお別れやってゆう実感が一気に込み上げてきて、涙が止まらんかった。
流石に、1ヶ月半嫌でも毎日顔合わせてた人と別れるのってやっぱりめっちゃ寂しい。
色んな苦悩を乗り越えてきたし。
泣くつもり全くなかったのに。
バスの中からだんだん小さくなっていくイリマニを見つめながら秦基博を聞き、しんみりして、すぐ寝た。
お互い怪我なく無事に旅が進められますように。
あと1年ちょい、、、羨ましい、、、
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◎28日
朝6時にウユニに着いた。
全く下調べしてなかったからかなり歩き回った。
無事に宿見つけて、ゴロゴロ。
朝ご飯食べて、色々調べて、とりあえずツアー会社へ。
ツアーも色々種類があって日帰りのものから2泊でチリのアタカマ砂漠まで抜けるものまで。
乾季だから水の張った塩湖も見れんしな〜とか色々考えた結果、ウユニで長居するつもりもなかったし、日帰りツアーに参加することにした。
しかも明日ウユニ塩湖に行こうと思って行ったら、今からでも参加できるよって。即決。そうすることにした。
そして、次の日の早朝4時チリのカラマに向かうことにした。
ツアーは私を含め日本人5人、グアテマラカップル2人だった。
私以外の日本人4人は短期旅行でウユニだけを目的に来ているようだった。
ツアーは、列車の墓場?を訪れたり、
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ダカールのとこを訪れたり、
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インカワシを訪れたり、
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乾季の塩湖で写真撮って遊んだり、
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夕日をみたり、 
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なんやかんや楽しかった!
でも、数年前まではウユニ塩湖いきたくて仕方なかったのに、あまりに興味がなくなってた自分にビックリ。
山登ってたら、このただ与えられる感のツアーが全然物足りんくなってくるんかなあ。
よくわからんけど、そんな自分に少し嫌気がさしたツアーでした。
塩湖自体はすごくよかった!世界は広いな、と感じた。
夜8時くらいにツアー会社に戻ったら奇跡的に育江さんに出会えた!
やったー!育江さん、会いたかった!
タダシも新しい服作ってもらえたみたいで、元気そうらしかった。
また、この先どこかで会えますように!
ご飯食べてシャワー浴びてすぐ就寝。明日は3時起き。忙しい。

◎29日
朝3時起床。3時20分宿を出発。4時のバスに乗った。
外は星が綺麗だった。でも、すぐに爆睡。
7時半くらいにボリビアのイミグレに着いた。
8時半からだから、かなり暇だった。
ボリビアのイミグレはすごく簡易的だった。
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8時半に開始し、次はチリのイミグレ。
こっちはまだキレイ。
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で、ここですごくショックなことがあった。
荷物検査で動植物?持って入ったらダメやからって、大事な大事な梅干しと干しぶどうを捨てるかここで食べなさい、って。
仕方ないから全部食べた。あぁ、大事に食べようと思ってたのに…
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けど、実際の荷物検査は結構適当で多分誤魔化せた…ショックすぎる(T_T)
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ボリビア、チリ間のイミグレで合計3時間以上かかった気がする。あー疲れた!
そして、ボリビア時間15時(チリ時間16時、ってことに後で気付く)、チリのカラマに着いた。
朝からご飯的なものは何も食べてなかったからおなかぺっこぺこ!
ターミナルでサンチアゴ行きのバスチケット売ってたから、買おうと思ったけどチリペソまだ持ってなかった。
おじさんが『バス16時だから』って。わかった!すぐおろしてくる!って飛び出た。
でも、銀行日曜やからどっこも開いてない。
ATMでおろそうとしたけどおろせない。何で?(後から気付いたけど入力した単位がおかしくて額がオーバーしてた。笑)
両替屋も全然みつからん。
もうすぐ16時なるのに〜!
適当にお店に入って『cambio?』って聞いたら『si!』よかった。
何やこの何もないカラマって街は!とか思ってないけど、本当に小さい町やった。
急いでターミナル戻ったら、バスはもう行ったよって。え?
バス会社の時計見たら17時前。え?
あ、そうか、チリは時差が変わってるんか!
ということで、21:30のバスチケットを買って再び町へ。ご飯食べよ。
WiFi入るお店で4時間くらいぼけっとして、バスに乗った。
こっからまた長い。24時間ほどバスに揺られます。

◎30日
バスは朝にビスケットとお昼過ぎにご飯ちょっとでめっちゃお腹すいた。
ここ何日間か普通の生活できてないよ〜
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映画4、5本流れてたけど音楽聴きながらずっと外見てた。
チリはペルー、ボリビアとは雰囲気が違う。
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緑が増えて、風力発電まである。
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緑を見たら1人になってすごく寂しかったけど、ちょっと元気が出てきた。
遠くを見たらアンデス山脈も見えた。
そして、夜21時頃やっとサンティアゴに着いた。
本当に本当に長かった。
サンティアゴはすごく都会だった。
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メトロに乗って目的の宿に向かった。
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宿までは思ったより簡単に行けた。
着くとオーナーのスコットがケーキを出してくれた。
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でも、セクハラで有名なスコット。
確かにセクハラっぽい、、明日には宿を出よう。
3、4日で1500キロくらい移動したんだろうか。長かった。


La Paz ありがとう!

イリマニから帰ってきてからはゆっくりと過ごした。
ラパスで2回目の病院に行ったり、美味しいご飯食べたり。
ちなみに美味しいご飯屋さんはラパス滞在中本当にいっぱい巡った。

★ラパスのご飯特集★(1ボリ=17.7円)
※お店の名前は分かりません(>_<)
①スペアリブ(スープ、パン付き 15ボリ)普通にめっちゃ美味しい!
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②唐揚げ(20ボリ)ケン◯ッキーより美味しい!価格設定も抜群!
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③アルゼンチン料理(奢っていただいたので値段わからず)美味しすぎた!
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④イタリアン(ランチ30ボリ)サラダバー付いて野菜補給しまくった。4回も行った!
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⑤焼肉?(17ボリ)ボリビア人御用達のお店。
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⑥フルーツサラダ(6、8、10ボリのサイズがある)ボリビアの若者に人気。
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⑦アップルパイ(10ボリ)日本より美味しかったかも!
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⑧ハンバーガー(10ボリ)たつと君に教えてもらった。マヨネーズが美味しい!
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⑨シルパンチョ(10ボリ)そんな美味しくなかったけど、また食べたい気もする。
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⑩チョリソ(14ボリ)チョリソは大体どこでも美味しい!
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11.けんちゃん、日本食、ヒレカツ(53ボリ?)日本食でした。2回も行った。
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12.中華、ワンタンスープ(12ボリ?)お腹の調子悪い時に食べた。
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13.レモンタルト(13ボリ)激甘でした。
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14.サルテーニャ(5ボリ)どれ食べても大体美味しい。中身は肉まんみたい。
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15.メキシコ料理(ランチ30ボリ)スパイス効いてて美味しかった!
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16.ピザ(夜ご飯、平均1人60ボリ)田中夫妻と2回も行きました!店員さんも優しくて素敵!
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17.ヨシコ、日本料理、天ぷら定食(87ボリ)イリマニ頑張ったご褒美。けんちゃんより美味しい!
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18.中華、チャーハン的な(12ボリ)ここの中華はまだ美味しかった。
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19.バーガーキング(45ボリくらい)普通のバーガー。
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20.市場の中の魚料理(20ボリくらい)魚は美味しかったけど、下に敷いてあるカイヤっていう芋はめっちゃまずかった。
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21.ジェラート(8ボリくらい)アイスはどれでも美味しい。
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22.チャンテリン(2.5ボリ)下はゼリー。どこか懐かしい味のする、クセになるお菓子!
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★自炊したご飯★
①米とスープ
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②トマトスープパスタ   何回作ったかわからん。ヘビーローテーション
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③塩味のパスタとチョリソとトマト
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④野菜炒めとご飯
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⑤野菜スープとパスタ
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毎日昼か夜かは自炊してた。
市場の食材が安すぎてかなり節約できたと思う。
ラパスは美味しい食べ物がいっぱいで、毎日満たされてた。

ちなみに、11/24宿で仲良くなった育江さんと彼氏のただし(人形)と月の谷に行った。
月の谷は本当に不思議な地形をしていた。
2人のおかげですごく楽しい観光になった。
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11/26は、宿で出会ったボリビア人の姉妹、、マイラとアンドレアと遊んだ。
待ち合わせ場所に行くと理学療法士の柿澤さんもおられて、5人でうろうろ。
フルーツサラダを食べて、ラパスを一望できるKilli Killiという展望台に行った。
イリマニと虹が見えてラッキー!
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そのあと、マイラが日本語学校に日本人館のある建物に行くということで私たちもタツト君に挨拶に行きがてら見送りに行った。
タツト君は相変わらず変な子だった。笑
またラパスで、鹿児島で会いましょう!
その後ボリビア人御用達のご飯を食べてバイバイ。
マイラもアンドレアも日本に来たことないのに、すごく日本語上手。
日本人の観光客を見つけては友達になって先生にしてるらしい。すごいなー!
いつか、日本にも遊びに来てね♬

そして、今日柿澤さんが路上でマッサージをしているということで会いに行った。
デモがあったため、少し分かりにくいところでしている、とのことだった。
歩き回って探したが、なかなか見つからない。
何か人だかりが出来てるな〜
まさか…
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と思って見てみると、まさかでした!
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夕方4時の時点で20人以上診たらしく、まだ20人以上並んでた。
腕がパンパン!って。そりゃそうだー!
旅をしながら自分のできることを周りに還元できるって本当に素晴らしい!
柿澤さんに出会えてすごく刺激を受けた。
あと半年旅は続くけど、日本に帰ったら理学療法士として新たな道を切り開こうとされていて、本当にキラキラした素敵な方だった。

そして、約1ヶ月滞在したラパスとも今日でお別れ。
沢山の出来事があったラパス。
楽しかった思い出、苦しかった思い出、美味しかった思い出、綺麗だった思い出…。
何より沢山の出会いがあった。
山での出会い、ホステルIntiWasiでの出会い、路上?での出会い…。
色んな思いが詰まりすぎて、去るのが本当に寂しい。
長い間お世話になった森さんとも今日でお別れ。
いいことも悪いことも、喧嘩?したこともあったけど、まるでお兄ちゃんのように面倒見てくれたことに感謝!
きっとこの先の旅ではもう会えないけど、お互いいい旅ができますように。
本当にありがとう!

旅もちょうど折り返し。
この先もきっと色んなことが待ち受けているんだろうな〜。楽しみ!

とりあえず、明日の朝にはウユニだー!